ペニノの新作は8月@東京です!

あけましておめでとうございます。




このところ前作の『大きなトランクの中の箱』の海外ツアーが主だったのですが、
いよいよ今年の8月に東京でペニノの新作を上演します!




8月です。夏休みです。
帰省の前に、ペニノです。
東京旅行で、ペニノです。






さて、実に2年ぶりの新作。
前作ってどんなのだったっけ?という方に簡単に振り返ると・・・


こちらはKYOTO EXPERIMENT 2013で上演したときの告知動画です。


こちらはバーゼルのテレビ番組に取り上げられたときの様子です。
http://www.telebasel.ch/de/tv-archiv/&id=366881754&search=&datefrom=&dateto=&group=&seek=0


DVDも発売されて、シアターテレビジョンで番組をつくっていただいたりもしました。


DVDはアマゾンで買えます!買えます!

タニノとケラリーノ・サンドロヴィッチさんの対談もついてます!宣伝です!






上記のバーゼルのテレビ番組の映像にバッチリ映っていますが、前作は4つの舞台をひとつの大きな盆のうえに乗せて、場面転換のタイミングでぐるんぐるん回す、ということをやりました。


それはそれは、もう、途方もない作業でした。




構想から仕込みに3ヶ月くらい。
腰を痛めるスタッフ3名くらい。
つらくて涙を流す者●名くらい。
その思い出は、プライ(ry




大変だったよーなんてアピールしてもしょうがないですが、その甲斐もあって、前作は「え? いつ場面変わったの?」「えええ、そんな世界出てくるの?」という具合に、観客の皆さまにはけっこう驚いていただけたと思います。



では、今度の新作は?






いま、昨年から劇団員で集まってああだこうだとストイックに話してる最中です。
いやほんと、ピュアに実直にうんうん考えてるのであります。


そしてそして、ついこのあいだ、ようやく、おぼろげながらにその姿が見えてきました。


















たぶん、こんな感じ。




いや他にもあるだろ!
といえばもちろんあるのですが、ひとまずはこんなあったかそうな?お湯のイメージ写真だけで。





ところで、これからタニノはじめ劇団員でどんどん具体化していく作業になるのですが、関連して最近読んだものでおもしろかった本があるのでご紹介です。


ギレルモ・デル・トロ 創作ノート 驚異の部屋

ギレルモ・デル・トロ 創作ノート 驚異の部屋

個人的にタニノとどこか似てる気がしている映画監督のギレルモ・デル・トロの創作ノートを本にしたものです。


ビジュアルがたくさんあって特に映画を見たことのある人は眺めているだけで楽しい本なのですが、


こんな感じで監督の手書きのアイディアがばんばん映っているのです。




タニノもよくこんな感じで打ち合わせ中に絵を描きつけていて、それがふくらんで、舞台美術さんと舞台監督さんがうんうん唸って、徐々に徐々にかたちになっていくのが毎回(裏方的な)見所のひとつだったりします。


なのでそこもレポートできるところは、随時お届けしたいと思います!
facebookページもしくはTwitterでも随時お知らせします。




というわけで、新作イヤーの本年も庭劇団ペニノをよろしくお願いします!