「イノセント=純潔な」

今日は雪ですね^^。

東京では、今年に入って初めての本格的な雪の日でしょうか。

こうシトシトと降られては、寒さも手伝いどこか感傷的な気分にも

なりますが、みなさんはいかがですか?

先程、窓を開けると寒気とともに、どこからか

赤ん坊の泣く声が聞こえてきました。

「赤ん坊」と「雪」

このふたつは私にある映画を想起させます。



イノセント』 (1976年・伊仏)

という作品をご覧になったことはありますでしょうか。

日本では『ベニスに死す』が有名なイタリアの映画監督

ルキノ・ヴィスコンティが最期に遺した作品なのですが、

わたしが観たのは10年ほど前のこと。

今はほとんど無くなってしまった名画座でしたか、

映画館の中でそれこそ息を呑みながら観たものですから

今でも鮮明に、シーンの一つ一つが思い出されます。


「赤ん坊」と「雪」は特に印象的に描かれていたのですが、

ここではその説明は控えさせていただくとして、、

何よりも脳裏に焼き付いているのは、夫婦の不和を象徴的に

見せるシーンの美しさです。

かっちりとした服を着た夫がベッドで横たわる妻の白い寝着を

下から上へ脱がせてゆき、あられもない姿になったところを

抱き寄せる、、。

妻は、夫の呟きに対して苦しみ、身体を硬直させますが、

徐々に反応してしまう。

男性のエゴと女性の生理がぶつかるとでも申しましょうか、

非常にエロティックであり、

「欲望こそが純粋で美しいのだ、、」

という囁きが聞こえてくるよう。



この、不幸な奥方を演じたのが、

ラウラ・アントネッリという女優さん。

ふと気になってネットで検索してみますと、やはり色々な

作品に出演されていたようです。

ちなみにその作品名を列挙してみますと、


『青い体験』

『禁断のインモラル / 魔性に彩られた処女喪失の館』

『続・禁断のインモラル / 悦楽に身を焦がす女たち』

『悦楽の闇』

『ピンクのルージュ』

『薔薇の貴婦人』

『スキャンダル 愛の罠』

セッソ・マット』(※色情狂)

『ハイレッグ・アバンチュール / セクシーギャル灼熱の情事』

『アモーレ・アバンチュール / 水着もモラルも脱ぎ捨てて』


、、、ど、どうやら「イノセント」とは無縁の方のようで、、。


それでは失礼いたします。


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