雑記

チェルフィッチュ岡田利規さんの演劇論『遡行 変形していくための演劇論』最速かもしれないレビュー

チェルフィッチュ岡田さん初の演劇論。うまい具合にタイミングがあって、1月22日の発売初日に買えましたぜ!遡行 ---変形していくための演劇論作者: 岡田利規出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2013/01/23メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 8回この商…

2013年になりました。新作やります。

あっという間に、2013年。 皆さま、あけましておめでとうございます。 2012年は、『誰も知らない貴方の部屋』の舞台美術のタイルをひたすら塗って貼って塗って貼って、にはじまり 岩城京子さんの『東京演劇現在形:八人の新進作家たちとの対話』東京演劇現在…

「ペニノ」という名の人物が登場する小説『コーリング 闇からの声』がおもしろい!

柳原慧さんの『コーリング 闇からの声』という小説をご存知でしょうか。 コーリング 闇からの声 (宝島社文庫 C や 1-3)作者: 柳原慧出版社/メーカー: 宝島社発売日: 2009/04/04メディア: 文庫 クリック: 2回この商品を含むブログ (5件) を見る 2007年の作品…

劇団をアプリゲームにしたらどんな感じになるか考えてみたら、ちょっと前向きになった件。

タイトルのとおり、演劇っていうか、劇団をゲームにしたらどんな感じになるだろう、って考えたことがあって、もっかい考えてみたら、なんだか結果的に前向きな気持ちになったYO!というお話です。 「ゲーム発展国++」と「Campaign The Game」 きっかけは、…

はこぶね公演『誰も知らない貴方の部屋』のライバルについて考えました。

久々のはこぶね公演『誰も知らない貴方の部屋』、第一弾が無事終わりました。*1 第一弾というのは、4月6〜9日に追加公演があるのと、ゴールデンウィークには大阪はロクソドンタブラックで公演があるからです。まだまだこれから、ではありますが、おかしな会…

クドカン『11人もいる!』はマヂで日本を元気にする作品だと思うぜよ・・・!!

■まずキャスティングのコンセプトがヤバい! 宮藤官九郎さん脚本のドラマ『11人もいる!』がとても面白いです。 お話の展開とか人物のキャラ作りとかはもちろんなのですが、最初にうわーおもしろいなと思ったのは「キャスティングのコンセプト」です。 って…

よく考えるとスーパーマリオの「1UPシステム」が超ヤバい件。

■ヤツは人気者。 スーパーマリオというゲームがあります。超有名な横スクロールのアレです。ダッシュして、ぴょんぴょん飛んで、土管に入り込んで、海を泳いで、火の玉をよけて、亀の化け物からお騒がせプリンセスを助け出す。そんなスーパーな配管工が主人…

ちょっと前に聞いた寺山修司の話がすごかった件。

もう4年ぐらい前のことなんですが、寺山修司のすごい話を聞いたことがありました。そんなことを最近ふと思い出して、いろいろググってみたんですが特に出てこなかったので、せっかくだしここに書いておこうと思います。 まだ私が学生だったころ、天井桟敷の…

Camera+というアプリの「Clarity」機能が楽しいので、エフェクトをぜんぶ試してみた。

このゴールデンウィーク、またしても静岡に行って来たのですが、今回の目的はただひとーつ(もちろん劇のこと考えるのを除いて、ね!)、こちらの記事を読んでちょう気になっていた「Camera+」というアプリを試すことでした。これどうやって撮ったの?・イラ…

「Color」っていうiPhoneアプリを使った演劇って面白そう、な予感。

いやもう「Color」ってアプリ、演劇で使ったら面白いんぢゃないの、っていうだけのお話です。 iPhoneアプリ「Color」を使ってみた。 一ヶ月ほど前だったか、こんな記事を読んだんです。 タイトルを見て、「こ、これは・・・!?」と煽られました。ハイ。ミーハ…

思わぬところで太田省吾さんの名前を目にして、果てに新時代のブレヒトについて考えた。

太田省吾とAR 先日読んでいた本の冒頭に、太田省吾さんの名前が登場してちょっと驚きました。 AR三兄弟の川田十夢さんが書いた『AR三兄弟の企画書』という本です。AR三兄弟の企画書作者: 川田十夢出版社/メーカー: 日経BP社発売日: 2010/08/26メディア: 単行…

静岡に行ってきました。

大地震と津波のショックも冷めやらぬなかではありますが、6月に公演を行う静岡に行ってきました。なにせ3ヶ月の山ごもり、施設や野外劇場をじっくり見せてもらいました。 って実は私は行けなかったので、上に劇団員が撮った野外劇場の写真を載せておきます。…

大晦日にやってくる幽霊

あっというまの大晦日。『アンダーグラウンド』@シアタートラムに、『苛々する大人の絵本』@スイス&オランダ、とおかげさまで充実した1年でした。 さて、今年は演劇界にはどんなことがあったっけなんて思い起こすと、もちろん個人的なものですが、『わが…

演劇論って何でしょう。

久しぶりに太田省吾さんの演劇論集『プロセス』を手に取ってみました。ずいぶん前に買ったまま行方がわからなくなっていたのですが、ついさっき机と壁のあいだに挟まっているのを偶然見つけたのでした。プロセス 太田省吾演劇論集作者: 太田省吾出版社/メー…

追加公演まであとすこし

5月4日と6日の追加公演までちょっと時間がありますので、今日は閑話休題ということで話題を変えまして。タニノは現役の精神科医なのですが、『苛々する大人の絵本』をご覧になった方は「いったいタニノは何を考えてるんだ!」と思われたかもしれません(…

エポキシパテ

劇団員の玉置が装置の修正に使っていたセメダインの名前がおもしろかったので、思わず写真を撮ってしまいました。 セメダイン・エポキシパテホームページを見たら成形接着パテとあり、エポキシ・パテ、だったのか、と気づいたのですが、なんだかセメダイン・…

世界の「ペニノ」

先日グーグルで検索をしたときにうっかり「penino」と打ってしまって気づいたのですが、ロシアに「ペニノ」という名前の土地があるということに気づきました。 全く知らなかったので驚きでした。タニノも知らなかったとのことです。ロシアの西のラトビアに近…

『昔の女』@新国立劇場

タニノがちょうど1年前に『前と後』のリーディング公演の演出をしたローラント・シンメルプフェニヒの戯曲『昔の女』を新国立劇場で観てきました。演出はペンギンプルペイルパイルズの倉持さんで22日まで上演されています。 http://www.nntt.jac.go.jp/seaso…

劇団四季=バリアフリー演劇?

ちょっとしたきっかけで、劇団四季の『解ってたまるか!』を見てきました。ミュージカルは見たことはありましたが、ストレートプレイを見るのは初めてでした。 いや、それにしても、驚きました。 芝居のテンポがものすごく遅く感じられたからです。もう、尋…

wowow×radiohead

wowowのradioheadのライブ番組の特設サイトがすごいことになっています。 http://www.wowow.co.jp/music/radiohead/special/radioheadの埼玉スーパーアリーナのライブの様子を12個のカメラで追っているのですが、カメラ一つ一つを自由に選択することができ…

ダ・ヴィンチ

何気なくテレビをつけると、この肖像画が大写しになっていました。 レオナルド・ダ・ヴィンチです。 それにしても、この肖像画、なぜ体が描かれていないんでしょう? もしかしたら本当は描かれているのかもしれませんが、よく見えません。むしろ顔が浮いてい…

ロシアって広い

Diggを見ていたら、ロシアの鉄道の壮観な写真が紹介してる記事にあたりました。englishrussiaという、ロシアのあれこれを紹介しているサイトです。結構有名なサイトなのかもしれません。リンク先:http://englishrussia.com/?p=2081壮大な自然に、さびしげな…

宝塚歌劇×逆転裁判

思わぬ組み合わせです。 http://news.dengeki.com/elem/000/000/107/107694/ ニンテンドーDSで大人気の『逆転裁判』が宝塚で舞台化されるようです。 えええ!?っと驚いたあとで、・・・あ、ありかも、あってる、と思ってしまいます。 特に、リンク先の「…

ソコトラ島

はてなブックマークの人気エントリーはよく見るようにしているのですが、 先日話題になっていた以下のエントリはもうすごかったです。 ぱるぷんてにゅーす 地球上でもっとも地球に見えない島、ソコトラ島 ジブリ作品に出てきそうですね。 もしくは↑「火の鳥…

パンズ・ラビリンス

第16回公演『星影のjr.』も終わり、お書きいただいたアンケートやブログなど、じっくり読ませていただいています。ぺニノの作品は、観る方によって感じ方もかなり異なるようで、様々なご意見・ご感想が見受けられます。こちらとしても発見がいろいろとあり…

「ちっちゃなエイヨルフ」チケット取扱決定!

次回公演「星影のJr.」の稽古が始まり、忙しくなってきたペニノですが、さらに次のタニノの演出作品「ちっちゃなエイヨルフ」も動き出しております。 なんとこの作品、ありがたいことに評判は上々で・・・。 で、上々すぎてチケットが既に品薄状態らしいんで…

プチクリ

「プチクリ」というフリーペーパーに特集でタニノのインタビューが掲載されています。「苛々する大人の絵本」や「野鴨」の裏話?などについても話しています。都内の劇場・書店・ギャラリー・カフェなどで入手できます。詳しくは「プチクリ」のサイトをご覧…

ちっちゃなエイヨルフ

昨年、ご好評をいただいたイプセン「野鴨」ですが、来年2月に再びタニノがメジャーリーグさんとお仕事をさせていただくことになりました。 今度のイプセンは「ちっちゃなエイヨルフ」。 で。 先日、その宣伝写真撮影に行ってまいりました。何といっても、今…

弁当の呪い

さて、公演準備も色々と進んでおります。チラシ準備、キャスティング、そして脚本、舞台案などなどやることは目白押しですが今月は何といっても『 EURO2008 』。4年に一度開かれる、ヨーロッパのサッカー選手権です。国際サッカーの大会レベルで言えばW杯…

検索

無意識に「あ」で検索していたりすることがあります。特に意味はないのですが、ちょっとした作業をどうしようかな、と考えているとき、何となく情報探さないと、と思うのか何なのか、「あ」とか「ああああ」とか、そんな単語でググってみたりしてしまいます…