公演のことを書くこと書かないこと

公演直前ですが、あえて全く公演とは関係のないことを書いてみようと思います。思うにいたりました。稽古のものすごいGのかかった渦からひょいっと飛び出て眺めてみるとどんなふうになっているのだろう、という気持ちからです。

けれど困ったことに「舞台は世界を映す鏡」とかなんとかそんな言葉を聞いたことがありますから、つまりは何でもかんでもこの世のことは公演と関係のあることになってしまって、試みに公演と関係のないことを書こうにも何かしらすでにもう関係してしまっている、ということになってしまう気がします。ヘリクツでしょうか。しかししかし公演と関係のないことと言って、先日見た自動改札機にひっかかってしまってその前で反復横とびのステップを踏んでいたおじさんのことをくわしく書いたとして、それは結局演劇っぽい頭になってたからでしょ、と言われてしまいそうな気がするのです。

と考えるとなんだか困ったことになりそうなので、今日は役者さんの高橋さんとちょっとお話したことを書いてみたいと思います。タイトルと関係のないことなら書けるわけです。

私「ペニノの稽古はどうですか?」
高橋さん「あ、すっごくおもしろいです」

ペニノの稽古、すごくおもしろく感じてくれているみたいです。次回はもう少しくわしく聞いてみようと思います。
(吉)